今回はニンテンドー3DSのバーチャルコンソールタイトル
「ロックマンワールド」「レッドーアリーマー MAKAIMURA GAIDEN」
に続いて
「心折れる系アクション」第3弾の登場!
「強烈な歯ごたえあるアクションゲームで遊びたい」
「スーパージョーを助けに行きたい」
「色んな所にぶら下がりたい」
そんなアナタにお送りする珠玉いや修業苦の1本
「BIONIC COMMANDO」です

▲覚悟はいいですか?
ではタイトル紹介を
アクションゲームに欠かせない “ジャンプ” にとっ
て代わり “ワイヤーアクション” を採用し、革新的
な操作感覚を作りだしたアクションゲーム。
ミリタリーテイスト漂う世界観には、発砲が禁じら
れた中立エリア内で敵に遭遇するなど、ニヤリと
するような演出も用意。
ワイヤー操作になれれば自在にフィールドを駆け巡る
爽快感が楽しめます。
最近のアクションゲームでは忘れられがちな
“強い歯ごたえ”をもとめる方や、
心が折れそうなほどの“難関”を乗りこえてみた
い方に、オススメの1本です。
と言った感じで早くもドキドキしてきました。
今回も紹介用の動画を作成しましたのでご覧ください。
▲今回はマジメな感じです。
このソフトは1992年にゲームボーイ用ソフトとして
登場しました。
そもそもルーツをたどると
カプコン初のアクションシューティングゲームとして
1985年にアーケードで登場した
「戦場の狼」にたどり着くと言う本作
ベテラン勢の記憶には1987年のアーケード「トップシークレット」
その移植としてファミコンに登場した「ヒットラーの復活」と言ったタイトルで
馴染みがあるかも知れません。
「戦場の狼」と「トップシークレット」は
どちらも主人公が「スーパージョー」なのです(知りませんでした)
その後Dr.ワイリーにより「スナイパージョー」としてロックマンに登場・・・なわけないか
▲この人が戦場に一人で叩き込まれる「スーパージョー」(円内はゲーム中のジョー氏)
「戦場の狼」はWiiバーチャルコンソールアーケードで絶賛配信中!
その「スーパージョー」が敵地で消息を絶ち、
救出するため新たな主人公
「ラッド・スペンサー」が戦地に向かうと言うストーリーが
ファミコン版とゲームボーイ版の本作です。
ちなみに「BIONIC COMMANDO」と言うタイトルは
元々海外でのタイトル名であります
(「戦場の狼」の海外名は「Wolf of the Battlefield : Commando」)
このゲームは当時翻訳の具合が抜群で、汚い言葉が使われた初めてのゲームとして
海外で大人気だったそうです。
敵も本気で心を折りに来るし、大人向けと言う印象だったのでしょうね。
▲結構珍しい「戦場の狼」海外ロゴ
根強い人気を持つこのシリーズ
近年にも新作が出た事でも印象に残っているかと思います。
さて…
このゲーム最大の特徴は
タイトル紹介の冒頭でもいきなり言っている通り
ジャンプが出来ない!
しゃがめるのに!
▲その反動で飛べるはずだ!
ジャンプしない!
ロックマンだってしゃがめないけどジャンプするのに!
これは衝撃です。
従来「アクションゲームでレバーとボタン2つ」と言う構成ならば
「アタック」と「ジャンプ」と言う割り当てを
脳内で自動的に行ってしまうのが普通ですが
足場に向かって「脳内ジャンプ」とボタンを押しても
▲心の中でジャンプボタンを押す
みょーんとワイヤーが伸びるだけで登れません!
▲伸びる!のみ!
この「ワイヤーを引っ掛けて移動をする」と言う革新的な操作が
今もなお名作として名高い理由でもあります。
▲基本操作は「アタック」と「ワイヤー」
実はワタクシ当時から知ってはいましたが恥ずかしながら未プレイだったので
チャレンジしてみたところ…
ぜぇんぜぇんうまく動けない!
もうじぇぇんじぇんです
よく「クセのある操作」と言う表現がありますが
ここで使わずどこで使う!と言う感じです。
紹介PV(上手い人がプレイしてます)ではスイスイと
「スパ○ダーマン」よろしく動いてますが
ワタクシが操作した動画を見たらきっと
「吹き戻しで遊んでいる人」にしか見えな・・・
▲バイオニック
▲コマンドー
「敵が攻撃してきたら反射的にジャンプで避ける」と言った人には
最初は文字通り「とっつきにくい」かもしれません。
さらに敵も本気!
大分本気です。
▲本気でやってきます。
しかしながらワイヤー(バイオニックアーム)の操作に慣れてくると
操作そのものが面白くなり、さらに
ストーリーを進めていくと体力や武器など
キャラクターもパワーアップしていきますので
アクションゲームが好きな方には楽しめると思います。
▲慣れれば華麗なワイヤーアクションが!出来る!ハズ!?
また従来ゲームボーイ版はパスワードと
コンティニューの回数制限がありましたが
3DSの場合は本体側に「VC中断機能」が付いているので
当時よりもずいぶんラクなハズ!
強い心を持つアクションゲーマーよ
今こそ出番だ!
「BIONIC COMMANDO」は
ニンテンドー3DSの
バーチャルコンソールで絶賛配信中です!
(C)CAPCOM CO., LTD. 1992, 2011 ALL RIGHTS RESERVED.
「Wolf of the Battlefield」はCapcom Entertainment Inc.の商標です
-オシラセ-
ロックマンユニティーのtwitterはこちらから
@ROCKMAN_UNITY
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探していたゲームがきっとある!
最終面の文字通り「ありえない地形」を見た時、「今までのステージは全てこの時のための訓練だったんだな」と思わされたものです。
ところでこのゲーム、スタッフロールがないのでどこのどなたが作ったのか存じ上げないのですが、どう聴いても効果音がロックマンワールド3、4辺りにそっくりなので、多分開発元はワールドシリーズと同じ水口エンジニアリングさんだと思うんですよね。ウッチー情報網でその辺解ったらコッソリ教えて欲しいです。
という感じでロックマンとの繋がりもあると思われるゲームです。