トランスミッション!(挨拶)



サンダーマンとの戦いを前に呪いをかけられた状態が
怖くて「ロックマンエグゼ4」が止まっているウッチーです!


突然ですがロックマンエグゼは今年の3月で10周年になるんですね!


ファンのみなさんで合作のイラストを描かれたりなど
盛り上げてくださってありがたい限りです。

exe[1]
▲ありがとうございます!!(企画されたページはこちらから)


さて!以前アメリカのCAPCOM UNITY
現在「ロックマン DASH 3 PROJECT」でもタッグを組んで活躍中の

当時のロックマンエグゼディレクターである江口名人とデザインをされた石原雄二さんに
質問を募集すると言う企画がありまして、

せっかくなのでこっちでも紹介させて!

とお願いして質問と回答を頂きました!


さらに石原さんが質問に応える形で描き下ろしのイラストまで!(しかもかなりノリノリだったらしいですよ!)


と言うワケでお二人にぶつけられた熱い質問とその答えを
紹介します!

●Tabbyさんの質問
石原さんへ
ロックマンエグゼでもっとも気に入ったキャラクターデザインとその理由を教えてください!


A.石原さん
エグゼのキャラクターはどれも好きです。
一番気に入っているものは訊かれる時によって違うんですが、
今思い浮かぶのはウインドマンかも。
優雅で威厳もあり、男前。
描きたくなってきたので描いてみましたよ!


エグゼ10周年絵日本版

うおおおおおおかっこういい!


●Icy Windさんの質問
エグゼシリーズには「黄色」が非常にたくさん使われているように感じましたが、それは何故でしょうか?


A.石原さん
黄色はどの色とも相性が良く、全体的にシンプルに
まとめながら華やかさを出すのに効果的だったからだと思います。
金色のイメージで使ってる場合もありますね。


●Napalmanさんの質問
エグゼ4以降は、デザインや絵のスタイルが大きく変わったのは何のためでしたか?
もっと低年齢のユーザーを求め始めたからですか?


A.石原さん
”絵”とはオフィシャルイラストのことでしょうか。それともゲーム画面?
どっちにしても、4あたりから変化しましたね。

イラストについては、変わったというより統一したという認識です。
それまで、パッケージのロックマンと単体イラスト
(背景のない、全身が描かれた絵)の
ロックマンとで顔つきや体型などの雰囲気がちょっぴり違っていました。

見る人のビジュアルイメージのブレを減らすため、テレビアニメ用の設定画のベースとなった単体イラストの絵柄に統一することにしたんです。


ゲーム画面の変化に関しては、新鮮味を打ち出す目的と容量節約の、二つの理由がありました。

フィールドのキャラクターや背景の縁取りをしっかり入れて、前作までの透明感のある絵柄とはまた違う、力強さを表現しました。

また、登場キャラクターやシステム的な要素が増える中で、表示キャラクターのサイズを小さくするなど容量をギリギリまで節約する必要がありました。サイズは小さくしつつも、目鼻などはできるだけ描きたかったので、やや頭の大きなバランスになったのでした。


●Antarcticさんの質問

ロックマン、ブルース、ロボット・マスターズなどの
「ロックマンシリーズ」からのキャラクターを改めて作り直す過程はどうでしたか?
特に難しかったこととか、簡単だったこととか、楽しかったことなどがあったなら是非聞かせてください。

また、エグゼ1では、エレキマンみたいに基本的なデザインがそのまま残ったキャラがいれば、ストーンマンみたいにデザインが大きく変わったキャラもいましたが、この差に理由は?


A.石原さん

エグゼのデザインは、モチーフの特徴を体の一部ではなく
全身に取り入れています。
例えば、”石のボディ”であるストーンマンは、石のイメージをどんどん膨らませていくうちに巨大な城のようなものになりました。
エレキマンはなんでかなあ。直感で”コイツはスマートな奴にしよう”と感じたからでしょうか。説明になってませんかね。


ファーストロックマンのようにすべて人型なのも良いのですが、エグゼではバラエティに富んだフォルムやサイズにして、昔のロックマンを知っている方にも知らない方にも驚きと楽しさを感じてもらおうと考えました。

楽しかったのはボスコンテストのデザイン画を見られたことですね。

毎年すべてのハガキに目を通しました!


●RagingDemon015さんの質問

エグゼシリーズはどういう発想から生まれましたでしょうか?
そして、何故「ロックマン」のゲームとして作ろうと思ったんですか?
また、社内で提案が出されたとき、社内で第一のリアクションはどんな感じでしたか?


A.江口さん

ゲームボーイアドバンスの発売に合わせて
キッズをターゲットに今の時代にマッチしたロックマンを作ろうと
開発したゲームだったんですが、
流行の「カードゲーム」に、ロックマンの「アクション」を掛け合わせて、
そこにインターネットが発達したネットワーク社会という世界設定が合わさって生まれたのが時代にマッチして進化したロックマン、
『ロックマン エグゼ』なのです。


●LightEffexorさんの質問

エグゼシリーズの中で一番作るのが楽しかったのはどれでしたか?


A.江口さん

全部楽しかったですけど、江口的には『エグゼ3』ですね。
シナリオ的にはエグゼシリーズの最終回のつもりで作りました。
『エグゼ3』が終わった後、完全燃焼したぜと思っていたら、
すぐさま『エグゼ4』の話が上がって。

どうやって話展開させようか四苦八苦したのを覚えてます。

ちなみに、一番大変だったのは『エグゼ5』。

『エグゼ4』の後、『エグゼ4.5』を作る事になって、でも『エグゼ5』の発売日は例年と同じで、『エグゼ4』の英語版の作業と『エグゼ4.5』を並行で作業しながら、『エグゼ5』のシナリオプロット書いてました。

あれは辛かった…。


●AkuKnivesさんの質問

ロックマンエグゼは、主にインターネットをテーマにしたシリーズですが、ゲーム自体は当時の技術に限られ、実際インターネットにつながることができませんでした。
今だと、ポータブルでも簡単につながることができる時代になっていますので、昔ゲームに入れられなかった要素は、今なら入れられるはずです。
SNSやオンライン対戦など、インターネットを使った面白い要素が数々考えられますが、昔、「いつかこういうのをゲームに入れられたらいいな!」というものはありましたか?


A.江口さん

流星のロックマンで実装されましたけど、
Wi-Fi通信での対戦はエグゼ時代はずっとやりたかったですね。

あとは、インターネットを経由して色んな人のナビが集まるMMOとか。
ネットワークとは関係ないですけど、ゲーム中のロックマン同様のコミュニケーションが取れるリアルなナビとかも夢見ましたね。


●Suraida-chanさんの質問

エグゼ6にちゃんとしたエンディングがあったのですが、
それでもシリーズを作り続けたいという希望はありませんでしょうか?

まだ「ナビ・バージョン」として登場していないロボット・マスターズがいっぱいありますので、余裕で作れるのではないかと思います。


A.江口さん

続編を作りたいという思いはありますよ!
もし、作るとしたら、あれから時代も技術も進んでいるので、
正当続編というよりは時代にマッチした新しい形に進化したものになると思いますね。

でも今はDASH3頑張ります!



はい!と言う事でいかがでしたでしょうか?
みんな熱いなあ


・・・


だから石原さんはウインドマン描いたのか?
(違うな)


-オシラセ-

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@ROCKMAN_UNITY


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